基礎体温は妊活中には大変重要な数値です。不妊治療で病院に行くとほとんどの場合、最初の診察で「基礎体温はつけていますか」と聞かれます。
つけていないと測り方を教えてくれて記録していくための手帳(病院によっていろいろです)をくれます。
基礎体温を安定させる意味
全ての人がそうではありませんが、基礎体温が安定している人は生理の周期も安定しています。
生理が安定すれば、タイミングも計りやすいし、子宮内の状態も良い可能性が高いので妊娠率も上がると考えていいでしょう。
低体温
生理が始まる時期は低温期と呼ばれる時期で文字通り体温の低い時期です。
生理が始まって新しい卵を育て始めます。この時期に卵巣からエストロゲンという女性ホルモンが分泌されます。
そして卵胞が成長して子宮内膜が増えて受精卵を迎え入れる準備をします。
準備が整うと排卵が起こり、プロゲステロンというもう一つの女性ホルモンが分泌されます。
排卵が起こった合図として分泌されるプロゲステロンは体温が上昇させます。
そのため排卵日の目安となるわけです。
高体温
排卵を始めると一気に体温が上がり、その後も少しずつ上がり続けます。
(この時期のことを黄体期といいます。)
排卵が終わり妊娠をしていない場合、プロゲステロンの分泌は少しずつ減っていって体温も下がり始めて再び生理に向かいます。
プロゲステロンの影響が減ると子宮内膜が剥がれて出るのが生理の時の血です。
排卵期に受精して妊娠していると高温期が長く続くことがあります。
妊娠した時に「風邪かと思った」という人が多いのは高温期が長く、微熱が出ている状態で風邪と勘違いしたためと言われています。
マカには基礎体温を安定させる効果
アルギニンやアミノ酸、ミネラルなどを豊富に含むマカにはホルモンバランスの乱れを改善してくれる効果があります。
また、成長ホルモンの分泌を促すので卵子の老化防止にも良いと言われています。
その他にも抗酸化作用があり血行促進、女性に嬉しい保湿作用などもありスキンケア効果も期待できます。