ビタミンAは妊活、妊娠、産後には必要な成分ですが、摂り過ぎにも注意が必要な成分ですので、しっかりとした知識を持っておきたいものです。
そこでベルタ葉酸サプリのビタミンaの含有量を調べるために、(一財)日本食品分析センターへ分析してもらう依頼しています。
現在、分析中で結果を待っているところですので、結果が出たらすぐにこのページに掲載します。
ビタミンには2種類ある
ビタミンを大きく分けると脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに分かれます。
脂溶性ビタミンは水に溶けないので、体内に蓄積されやすく過剰摂取を警戒する必要があります。
水溶性ビタミンは水に溶けやすいので、摂りすぎても尿などで体外に排泄されるので、過剰症になる心配がありません。
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、過剰に摂取することは避けなければなりません。
ただ、ベルタ葉酸サプリに含まれるビタミンAの量は食事からの摂取も考慮した配合量になっていて、妊活中、妊娠中、授乳中に必要な所要量を考慮して配合されています。
具体的な数字を挙げると1日の摂取量の目安が、0.54mg(540μg)~1.5mg(1500μg)のところ、ベルタ葉酸サプリに配合されているビタミンAは0.0024mg(2.4μg)(※4粒あたり)となっており、ベルタ葉酸サプリが原因で過剰症になることは考えられません。
ビタミンA過剰症の主な症状
ビタミンA過剰症の主な症状は頭痛、吐き気、嘔吐、めまい、目のかすみです。
つわりの症状とも似ていますね。ただ先ほども記したようにビタミンAの過剰症にはあまり敏感になる必要はありません。
厚生労働省が出している「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」によると耐用上限量(1日にこの値を超えて摂取すると、過剰症のリスクが発生する量)2700μgですので、かなりの摂取量がないとなりません。
レバーとウナギだけには注意
先ほどあまり敏感になる必要はないとしましたが、レバーだけには注意です。
レバーと言えば貧血の予防や軽減のために食べると良さそうですが、他の食材に比べて格段に多いビタミンAを含んでいます。
またウナギ(ウナギの肝も含む)にも多くのビタミンAが含まれています。
体力をつけたくてウナギを食べたくなるかもしれませんが、妊娠中と産後間もない時は控えることをお勧めします。